西カリマンタンに行くよ!と話すと
「ああ、ロングハウスも見られるね」と何人かに言われた。
カリマンタンと言えばロングハウス?
正直なところ、私は訪問時までよく知らなかった。
ロングハウスとは
カリマンタンの伝統的な家屋。
ダヤク人おおよそ100~150人ぐらいが共同生活しています。
実際に家屋を見ると圧巻!
ここで共同生活しているのか…と今までの自分の概念が変わります。
今回はロングハウスを見学させて頂いたのと
偶然にも年に一度の山の民のセレモニーの日だったので
セレモニーにも参加させて頂きました。
セレモニーについては次の記事で。
今回はロングハウスとそこでのお買い物についてです。
ロングハウス見学
写真に向かって左手にも大きめの階段がありますが正面のほそーーい階段も機能しているようです。
降りてみましたがなかなか怖かった。
階段の上部の飾り。写真を上下逆転した方がわかりやすいかも?
女性モチーフになっています。
反対側にも階段があってそちらは男性モチーフだそう。
写真に収めていない無能っぷり…すいません。疲れてました。
反対側に回る気力がなかった。
屋内は広々としています。犬がところどころ落ちてて癒。
一定間隔に落ちてる犬。かわいい。
見物させていただいた屋内。
彼らの生活が感じられて興味深い。
ロングハウス見学後手織りのデモンストレーションをやってくれました。
ちゃんとダヤクの伝統衣装を羽織ってくださってるおばあちゃん。
とても可愛らしい。
アースカラーの世界に生きている彼らがこんなにカラフルな色彩感覚を持っているのも
面白いです。どこから湧き上がってきてるのだろう。
お買い物開始
家屋内見学がひと段落したらみんなで車座になってここで作っている色々なものを見せてくれました。
私はこのコミュニティーから物を買うという認識だったんですが、
こちらでは作った人個人個人から直接購入する形式でした。
個人商店が集まっているようなイメージ。
コミュニティー全体からの購入であれば不要な気遣いですが
デザインの好みもあるので購入する相手に偏りが出て
そこはちょっぴり申し訳なかったな…。
見せて頂いたのはイカット(織物)と、ビーズの小物や
籐細工のアクセサリーや小物、ゴザなど。
私はのバッグが欲しかったのですがここでは作ってないとのことでした。
残念…
その村によって作っているものが違う、そして個人個人が作るので生産量も
多くない。職人的なスモールビジネスですね。
この色はこれから…と植物を見せてくれました。
天然色を使ったものとそうでないものがありました。
屋内で染めた糸を干している様子。
気になったのは大きめのゴザ。
ちょっと素敵だなあと思ったのですが、今のアパートの部屋に合わなそうなのと
持ち帰るのが難しそうで断念。
映えるお家には映えそう。
購入品
色々と見せて頂いていくつか購入!
おばあちゃん作のイカットも購入できました。
作り手の顔が見える買い物は楽しい。
作った方にそれぞれお礼を言ってお買い物終了。
現地で個人からの買い取りなんで、ジャカルタで購入するよりはお手頃価格ですが、
ものすごーく時間も手間もかかっているものもあるので
そういうものは1juta~となってきます。
でも作り手からお話を聞きながらのお買い物はとても楽しかった!
良い体験でした。
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