ロエベクラフテッド・ワールド展に行ってきた

Experience

気候も良くなってきた今日この頃。

GWに向けてイベントもたくさん出てきていますが

先日行ってきたロエベの日本初の大規模展示がとても良かったので

書き残しておこうと思う。

☑︎アート、ファッション、クラフト、ジブリのどれかが好きな人

☑︎今週末どこに行こうかな?と思ってる人

☑︎ロエベ展気になってるけどどんな感じ?

☑︎都内の無料で楽しめるおでかけスポットどこかないかな?

こんな方々におすすめの内容です。

ロエベとは

はじめに。言わずと知れたラグジュアリーブランドロエベ。

スペイン・マドリードで1846年に誕生し

小さな皮革製品の工房としてスタートする。

当初から受け継がれたクラフトへの敬愛が今回の展示でも

感じられた。

2025年4月7日よりクリエイティブ・ディレクターが

ジャック・マッコローとラザロ・ヘルナンデスに変わったが

今回の展覧会は前ディレクターのジョナサン・アンダーソンによるもの。

今回の展覧会

「ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界」は、

ロエベの革製品やファッションに対するクリエイティブと技術、

クラフト文化を紹介する2024年に上海スタートした巡回展示展覧会です。

会場の建築設計はOMA / AMOによるもの。

(かなり広かったけど、動線もうまくできていて流石のお仕事でした。)

予約から

今回展覧会は予約制。

オンラインで簡単に予約できます。

そして入場料は無料! これだけのボリュームとクオリティーで

本当にありがとうございます…さまざまなラグジュアリーブランドが

ほとんどの場合入場費用を取らないでこういった展覧会を

開催しているのはブランドPRと精神を伝える

為とわかっていてもありがたすぎる。

でもこういったブランドのストーリーを知ると

より一層憧れや敬意が深まるのでとっても良い取り組みだと思う。

予約丁度に到着。時間指定の予約ではありますがちょっとだけ並びます。

とは言え入場もスムーズ(待ったのは5分くらいだったかな?)

7つの構成

今回の展示は7つの構成になっている。

なんせボリュームがあるし、専門的なことは専門的な方にお任せして

自分の所感などをざっくりと。

最初の部屋「手から生まれたもの」

1846年のブランド出発点から現代まで、ロエベの軌跡を一望できる。

ここの時点で盛りだくさん。

手仕事にまつわる道具から、過去の広告グラフィック、服、

アートなどなど。

写真はほんの一部。ロゴタイプ、タイポグラフィがあたり前に美しくうっとり。

左上のとぼけた登記はピカソのもの(贅沢!)

「スペインへようこそ」

ロエベの故郷であるスペインの風景やクラフトの伝統

を表現。

ここのブロックは展示の仕方が完璧に美しく

特にライティングがめちゃくちゃよくて興奮した!

スペインの温度を感じる光、水中の雰囲気。

目玉のセクションではないと思うのだけど個人的にグッときました。

写真よりも目で見た方がより良いと思います。

「ロエベのアトリエ」

贅沢なレザー素材から始まり、プロダクトの製作過程をたどる。

デジタルも用いた工房の雰囲気は、前部屋のスペインの土っぽい

温度感から少し変わってこれはこれで素敵。

技術とセンスの融合にわくわくします。

ロエベの人気「パズルバッグ」のパーツの一部。

まさにパズル!ちょっと重そう?とも思うけど、真似できないプロダクト。

 「城の部屋」

高さ2メートルに巨大化した「ハウルの動く城 バッグ」が中央に展示

実は「ハウル〜」観てない民なので感動は薄かった。

とは言え見上げるサイズの大きな革の不思議な生き物(?)細かいところも

よくできていておもしろい。

「クラフトによる連帯」

世界各地のクラフトを支援するロエベの取り組みに焦点を当てた展示。

クラフト好きにはたまらないと思う。

写真はほんの一部。

後半にあった作り手のメッセージビデオも楽しかったので

ぜひ会場で。

 「限界なきファッション」

ジョナサン・アンダーソンが2013年にロエベのクリエイティブ ディレクターに就任して以来のコレクションから厳選されたもの。

多彩な表現にファッションって自由で楽しいなと改めて思わされた。

着てみたいと思う普通の服も(?)あって見応えあり。

流石の一言。

「意外な対話」

最後の章。

過去10年間にわたるロエベのコラボレーションの着想源となった

5つの魅惑的コラボレーターの表現部屋。

写真が綺麗に撮れなかったけど特にスナ・フジタさんの作品がすごく可愛かった。

陶器、いつか欲しい…

あと映像がすんごく良かった。

それにしてもジブリデザインのキャッチーさはすごい

最後に

ファッション、アートは好きではあるが

玄人ではない自分も思いっきり楽しめた本展示。

ロエベのファンなら、会場でのみ購入できる限定商品などもあり

必見だと思います。

私もいつか何か購入したいものです。

ロエベ クラフテッド・ワールド展 クラフトが紡ぐ世界

会期:2025年3月29日~5月11日
住所:東京都渋⾕区神宮前6-35-6
開館時間:9:00~20:00 ※最終入場は19:00まで 
休館日:会期中無休
料金:無料(予約制)
予約:https://liff.line.me/1572811923-DLbqnmWq

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